12月23日は、今上陛下誕生日であり、祝日ですね。

ちなみに、先帝陛下の誕生日は昭和の日となり、明治天皇陛下の誕生日は文化の日となっており、すっかり国民の祝日として馴染まれています。

私は、四十半ばを過ぎた中年男性ですが、この年齢になってみると、天皇陛下が御在位なされていることは、我国にとって有り難い事だと、つくづく感じます。

天皇陛下は、神話の時代から皇紀2673年に相当する2013年まで、万世一系の系譜のもと、連綿と継続されてご在位なされております。

これによる伝統権威安寧が、特定の価値観を自ずと共有する我国の国民性への形成に多大な影響があったのだと感じます。

そして、その国民性とは、和を以って貴しとする協調性他者への気遣いおもてなしの精神、等の世界に類をみない貴重なものであると感じます。

また、今上陛下におかれましても、ご高齢にも関らず、日々国家の繁栄と平和のための国事と、国民の幸福を願う祭祀とを執り行われておられます。

さらには、東日本大震災後には、被災地に行幸なされ、皇后陛下と共に被災住民と膝突き合わせ、心からの励ましのお言葉を賜り下さりました。

かかる励ましのお言葉は、我々東北地方の住民にとって、復興への心の支えとなっております。

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私は、二十歳前までは、甚だ不敬でありますが、天皇なんて税金の無駄遣いなので、とっとと廃止すれば良いと考えておりました。

今考えると、日教組の影響力が強かった学校教育のせいもあるかと思いますが、単に「権威に逆らう俺ってカッコいい!」と思う中二病的なものを酷く拗らせていたのだと思います。

まったく、顔から火が出るほどに恥ずかしい過去です。

しかし、二十歳を過ぎる頃に、ソ連崩壊天安門事件東西ドイツ統合などの国際情勢やその変化を知る機会が増え、改めて学校教育では学べなかった歴史や政治などを勉強し、その過程で日本の国柄の良さを知ることができました。

そして、日本の国柄への知識が増えるごとに、天皇陛下が御在位されていることの有り難さを痛感するようになりました。

私のように、年齢を重ねるにつけ、天皇陛下への敬愛をより一層深める国民は多いのではないかと思います。

少なくとも、四十を過ぎた我々夫婦はそうです

このため、隣国の前大統領による天皇陛下を侮辱する発言には、普段温厚?な我々夫婦でも、怒りに震えた記憶があります。

そして、そんな発言をする人物をトップに頂く国とは、隣国と雖も真の友好は1000年は築けないと思いました。

今後、彼の国とは日本の国益を第一に是々非々で対応すれば良いと思います。

何だか最後は隣国の非礼への批判となってしまいましたが、一国民として見逃すことはできません。

しかし、今上陛下ならば、かかる無礼に対しても、心平穏に毅然と対応なさるのではないかと思います。

明日、一般参賀には参ることはできませんが、我々夫婦は、東北の地から陛下の御誕生日をご祝賀申し上げたいと思います。

では、また。