先日の夕方、まだ明るい頃、自宅マンションのベランダ側を眺めると、「こいのぼり」が泳いでいまいた。

そろそろ端午の節句、「子供の日」がやってきますね。

ベランダで泳ぐ「こいのぼり」は、可愛らしく、心が和みました。

そこで、マンションアパートなどのベランダにも飾ることができる「こいのぼりについて、調べてみました。

良かったら、購入や設置の参考として下さい。

koinobori

1.予算

せちがらいとは思いますが、正直なところ、1番気になるは予算ですね(^^♪

現実的な予算としては、1万円~3万円の範囲のものが売れ筋のようです。

ここでの価格の違いは、こいのぼり自体素材や芸術性に大きく左右されます。

このため、3万円以上のこいのぼりセットもラインナップされています。

素材や見栄えを考慮して、我家だけのこいのぼりを選べば良いと思います。


2.大きさ

マンションやアパートのベランダの大きさを考慮し、1.2m~2m位までが良いとされています。

これより、大きいと階下のベランダに届いたり隣のベランダに侵入したりする場合があります。

居住者によっては、ヒラヒラと動くこいのぼり自体や、その影が見える事が不快と感じる方もいるようで、この点には配慮が必要です。

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3.素材

素材としては、軽量、耐水性、耐久性に優れたポリエステル製、またはナイロン製が良いと思います。

これは、雨などでの染め落ちの心配もなく速乾性もあるため、急な雨でも大丈夫なためです。

特に、こいのぼりが重い場合、落下した場合の危険が大きいのも理由の一つです。

また、軽いので少しの風でもゆったりと泳いでくれるのが良いですね。

ポリエステルとナイロンでは、より軽いポリエステルの方がお勧めとのことです。


4.設置方法

こいのぼりセットに付属する取付金具でベランダの手すりに止める方法が一般的です。

他にも、取付金具を固定できるスタンド型支柱単品で売られています。

ベランダの手すりにも様々な形状がありますので、付属の取付金具で取り付けられるか事前の確認が必要です。

この点、スタンド型支柱であれば、雨風が強い時にベランダ内側に寄せることが可能ですので、便利な面もあります。

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5.注意点

(1)飾り始めの時期

諸説あるようですが、理想は4月初旬から中旬まで、遅くても4月下旬には飾り終えておくと良いと思います。

初節句には、3月下旬から飾っても良いようです。

また、縁起をかついで大安の日に飾り始めても良いでしょう。

(2)飾り終えの時期

飾りをしまうのは、5月5日を過ぎた5月の中旬までで良いです。

天気の良い日を選び、埃や湿気を取り除いてから仕舞うようにした方が良いですね。

(3)規制事項

マンションやアパートによっては、管理規約によって、こいのぼり飾ることを禁止している場合があります。

例えば、高層マンションなどが挙げられます。

事前に管理会社やマンションの管理組合に確認しましょう。

他にも、ベランダの手すりから、物をはみ出させない規約がある場合もあります。

こんな場合は、別途、スタンド型支柱を購入したり、いっそ「室内用こいのぼり」を購入するのも手です。

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6.人気商品

以上の結果を踏まえ、「ベランダ用こいのぼり」と「室内用こいのぼり」の人気商品の検索結果リンクを、おいておきます。

商品購入時のご参考として下さい。

①ベランダ用こいのぼり!人気商品

②室内用こいのぼり!人気商品


7.その他(こいのぼりの基礎知識)

こいのぼりは、端午の節句に庭先に「鯉の吹流し」を飾った江戸時代の風習が始まりと言われています。

こいのぼりを飾る理由は、「運気の上昇」、「縁起を呼び込む」があります。

つまり、こいのぼりを飾る事は、「鯉の滝登り」を立身出世の象徴として、生まれた男子の出世を願うためのものです。

こいのぼりには、真鯉(まごい)、緋鯉(ひごい)、子鯉(青い鯉)があります。

飾り付けとしては、竿の先に矢車を付け、五色の吹流しを一番上に、以下真鯉緋鯉子鯉を順番に掲げるのが一般的です。


8.最後に

マンションのベランダにこいのぼりを飾る事は、専用の商品があるとは言え、何かと制約も多く配慮も必要です。

でも、できたら飾って頂きたいものです。

なぜなら、初節句の時、初めてこいのぼりを飾ってもらった思い出は一生残るからです。

中年世代の私ですが、この時期にこいのぼりを見ると、今は亡き父が一生懸命に準備して飾ってくれたことを、今でも鮮明に思い出します。

その情景は、父の傍ら幼い私が見上げた青空に、雄大な真鯉優雅な緋鯉可愛い子鯉が、寄り添っておもしろそうに泳ぐ姿です。

思い出すたびに、幼少の頃の純真さ父母の私への願いを感じ、豊かな気持ちになります。

ここで一句、
こいのぼり 泳ぐ姿に 願い込め

では、また。