花粉症対策の1つとして、ヨーグルトも効果的であると言われています。

ちまたには、その症状改善効果があると言われるヨーグルト関連商品がいくつか出回っています。

しかし、ヨーグルトによる花粉症対策には、いくつかの問題点があります。

例えば、即効性がないヨーグルトの乳酸菌やビフィズス菌とは体質的な相性がある客観的かつ簡易な検証方法がない、などです。

改善効果のあるヨーグルト商品問題点については、以前の記事「花粉症対策にヨーグルト!その効果は?具体的な商品は?」でまとめていますので、ご参照頂ければと思います。

リンク先の記事は“花粉症持ち”のベテランである妻からの強いお願い(半ば強制かな)によって、現在(2015年3月下旬)から約1年前にアップしたものです。

ちなみに、妻の花粉症歴は発症したのが高校生の頃ですので、20年以上となります。

症状としては、定番の鼻水目のかゆみくしゃみ、であり、だいたい2月から5月のゴールデンウィーク頃まで、これらの症状が続くそうです。

こんな妻の花粉症改善のため、2014年の花粉症シーズン後の8ヶ月にわたって、妻の体質にとって相性の良いヨーグルト商品を夫婦で検証してきました。

そして、この検証の結果によって選んだ商品が、今シーズンの花粉症対策として功を奏しているようなので、検証方法とあわせ満を持して報告したいと思います。

もし、あなたが花粉症でお悩みでしたのなら、ご参考として頂ければと思います。

そして、その症状が少しでも和らぐ一助になれば幸いです。

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1.検証の上、選んだ商品

まずは、結果から報告します。

(1)選んだ商品

選んだ商品は、“BB536”と呼ばれるビフィズス菌を採用した森永乳業のヨーグルト商品「ビヒダス」です。

BB536



ビヒダス」は、以下の画像にあるように、味のバリエーションが多く、検証に付き合った私にとってもお気に入りの商品です。

BB536×5



画像の商品は近所の小売店(スーパーやコンビニなど)で入手可能でした。

味は、アロエナタデココストロベリーいちじくブルーベリーミックスフルーツミックスなどがあります。

私個人として、アロエとナタデココが特にお気に入りです。

なお、「ビヒダス」の名を冠するヨーグルト商品は他にもありますが、我家では上記画像の商品シリーズを購入し検証対象としました。

このため、この記事内で「ビヒダス」とは、この商品シリーズを意味することになります。

ビヒダスの商品は現在(2017年2月)、パッケージのデザイン及び味が以下画像のように変更されていますので、ご注意ください。

[2017年2月のパッケージ]
パッケージ変更後

味についても、アロエナタデココクリーミーいちごクリーミーバニラブルベリーミックスみかんミックスいちごに変更されています。

ただ、好みのアロエとナタデココが残っているので、我が家にとっては問題なしです。

(2)花粉症シーズンにおける効果

妻は、この「ビヒダス」を花粉症シーズンが始める前、具体的には1月中旬頃から朝食後に1個ほど、ほぼ継続して今(3月下旬)に至るまで食しています。

その結果、だいぶ症状は軽減されているようです。

例えば、鼻水やくしゃみは若干ありますが、目のかゆみは殆どないそうです。

なお、妻は毎年の花粉症シーズンには、かかりつけ医から抗アレルギー薬(経口タイプ)を処方してもらい飲んでいました。

しかし、今シーズンはヨーグルト効果を確かめるためにも薬は止めています。

また、先日に杉林内に立地する我家の墓掃除も手伝ってもらいましたが、症状の悪化はそれほどなかったそうです。

つまり、検証の上に選んだヨーグルト、より具体的にはビフィズス菌“BB536”と妻の体質の相性は良かったようです。

妻曰く、「花粉症シーズンのうっとうしさが半減した!」とのことです。

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2.検証方法

では、具体的な検証方法について説明したいと思います。

(1)検証対象とした乳酸菌など

ヨーグルトにおいて、花粉症対策効果の肝心な部分は含まれる乳酸菌、ビフィズス菌です。

したがって、これらを基準にして検証対象のヨーグルト商品を選びました。

また、選ぶに当たって、そのヨーグルト商品が近所の小売店で容易に入手可能である点も重視しました。

その結果、① BB536ビフィズス菌に加えて、以下の乳酸菌を検証対象に選びました。

② L-55乳酸菌に関連するヨーグルト商品
・オハヨー乳業

L-55



③ 1073R-1乳酸菌に関連するヨーグルト商品
・明治

R-1



④ LG21乳酸菌に関連するヨーグルト商品
・明治

LG21

(2)全体的な評価期間

2014年5月中旬~2015年1月中旬の約8ヶ月間でした。

(3)評価方法

① 1つの検証対象の評価期間
1つの検証対象について45日間を確保しました。

具体的には、検証対象のヨーグルト商品を食べた日をカウントし、体調不良(生理現象や風邪など)やその他の理由(旅行、帰省など)によってヨーグルト商品を食べなかった日はカウントから除きました。

したがって、1つの検証対象について評価期間が暦的に2ヶ月以上となる場合もありました。

② ヨーグルト商品を食べるタイミング
朝食後に検証対象のヨーグルト商品を食べるようにしました。

胃酸に弱い乳酸菌を効率的に腸に届けるためには、胃酸が薄まっている食後が最適なタイミングだからです。

③ 具体的な評価方法
まず、最初の15日間は検証対象のヨーグルト商品をただ規定通りに食べるだけとし、以下の評価は何ら行いませんでした。

この期間は、一種の“慣らし期間”としました。

次の30日間は、日ごとにお通じの有無、状態、全体的な体調をポイント化して合計し、30日間の合計ポイントを合算した総合ポイントを評価判断の根拠としました。

つまり、この期間が“本評価期間”となります。

ポイント化の方法としては、

お通じの有無で
・有り : 5P
・異常だが有り : 3P
例えば、お腹を下して複数回のお通じがあった、また、いつも午前中だったのが、夕方や夜になった場合など。
・無し : 0P

お通じの状態で
・普通 : 3P
・堅い : 2P
・下痢 : 1P

その日の全体的な体調
・良好 : 2P
・普通 : 1P
・不良 : 0P

としました。

最初は、“”も評価対象に加えようとしましたが、まじまじと“ブツ”を見たくないとの妻の希望により止めました。

しかし、ポイント化したと言っても、恐ろしい程に“個人的な感想”ですw

なお、このポイント化の一覧表の例としては、以下のようになります。

◆BB536ビフィズス菌

No.
日付
お通じ
状態
体調
合計
6/6
6/7
6/9
・・・・・・・・・・・・
307/1410

No.1~30の合計ポイントの合算を総合ポイントとします。

ちなみに、実際の総合ポイント数の結果としては、

BB536>1073R-1>LG21>L-55

となり、BB536ビフィズス菌を採用したヨーグルト商品「ビヒダス」が選ばれた次第です。


3.最後に

この検証は、約8ヶ月という長きにわたりました。

日ごとにお通じの状態をチェックする妻も地味に面倒だったと思います。

でも、その努力は報われつつあるようです。

評価方法の考案やヨーグルト商品を一緒に食べた程度ですが、検証に付き合った私としても嬉しい限りです。

まあ、最終的に選ばれた「ビヒダス」は美味しいし、バリエーションも多いために飽きが来にくい点も良いです。

やっぱり、体質改善には継続性が重要となりますしね!

森永乳業さんには感謝すると共に、今後も美味しいビヒダス(BB536ビフィズス菌)に関連する商品を提供して下さることをお願いしておきます。

ところで、私は森永乳業さんとは何ら利害関係はありませんよw

この点は誤解なきよう念を押しておきます。

ここで一句、
花粉症 菌の相性 肝となる

では、また。

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追記

ビヒダスですが、紹介した“味付きミニカップタイプ”だけでなく、“プレーンタイプ”の大きめのパッケージもあります。

このプレーンタイプは、妻だけでなく夫の私も結構食べています。

また、食べ方としては、小鉢などに取り分けた後、オリゴ糖を適量混ぜています。

これは、オリゴ糖にはヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌を活性化させる性質があるからです。

もちろん、味も格段に美味しくなりますよ。

我が家のお勧めのオリゴ糖は、以下画像にある“北海道てんさいオリゴ”です。

ヨーグルトとオリゴ糖

この組み合わせは、便秘予防には最高レベルにあると個人的に思っています。

良かったら、お試しください。