我が夫婦が、今まさにハマっているアメリカドラマの1つは、

GRIMM/グリムです。

早速、シーズン2の第1話あらすじ感想に突入したいところですが、まずは、シーズン1の簡単なおさらいから。

この記事を読んでいるあなたは、グリムの細かい設定やシーズン1の内容はご存知だと思いますが、少々お付き合い下さい。

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1.シーズン1のおさらい

オレゴン州ポートランド市警殺人課の刑事ニック・ブルクハルトは、日々の事件に追われていた。

しかし、彼は恋人のジュリエット・シルバートンと一軒家に同棲中であり、私生活は充実(リア充)していた。

そんなニックだったが、街中で一瞬だが人間が魔物に変身する不思議な光景をしばしば見るようになる。

この現象に思い悩み始めた頃、伯母のマリー・ケスラーが大きなトレーラーハウスと共に突然訪ねてくる。

そして、衝撃の告白をする。

それは、ニックはグリム一族の末裔であり、その祖先達は人間界に潜む魔物ヴェッセンを狩っていたと言うのだ。

ニックにもグリム一族としての能力が覚醒したのだった。

そして、ニックは事件捜査を通じてヴェッセン達と対峙していく事になる。

ニックは一般的?なグリムとは異なり、ブルットバッドモンローフクスバウロザリーとも協力関係を構築しつつ事件を解決していくのだった。

でも、ジュリエットや相棒のハンク刑事には正体を隠していた。

最終話では、ヴェッセンのシャカールキムラと、謎の3枚のコインをめぐって格闘中、死んだと聞かされていた母ケリーが現れる。

ニックは驚愕する。

一方、ヴェッセンのアダリンドにより呪いを掛けられ昏睡状態で入院していたジュリエットが目を見開き覚醒する。

その目は、白目が少ないほぼ真っ黒なものだった。

ここで、シーズン1が終了です。

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2.シーズン2第1話「新たなる刺客」のあらすじ

シーズン1のおさらいが長くなりましたが、ここから、シーズン2第1話の始まりです。

なお、緑文字は自分のちょっとした感想です。

シーズン1から続き、ジュリエットは昏睡状態のまま、モチーフとなった「眠れる森の美女」の状態。

ジュリエットは、融通が聞かない点が見ていてイライラするので、ずっと眠り続けても良いかな~と思うが、それじゃあニックが可哀そうだ。



時を同じくして、ポートランド港にコンテナを積んだ貨物船が入港してくる。

1つのコンテナにヴェッセンのモヴェ・ドンが潜んでいた。

モヴェ・ドンによって、コンテナ内に隠れていた密入国者、港湾作業員も犠牲になってしまう。

モヴェ・ドンとは、サーベルタイガー型ヴェッセンである。

このヴェッセン、如何にも獰猛さを感じさせる一方、狡猾さも併せ持つように感じる。



一方、自宅内で室内を壊しながら派手にキムラと格闘しているニック。

キムラは3枚のコインを追って来たのだった。

窮地に陥ったニックだったが、突然現れた黒衣の女に救われる。

この黒衣の女は、死んだと聞かされていたニックの母ケリーだった。

やっぱり、ニックの母親だったか。シーズン1の最終話ではそう感じた。

死んだと思わせて実は生きている、これは王道パターンだが知らなかったマリー伯母さんの立場は?

ケリーは、キムラの背中の入れ墨を確認し、彼が「龍の舌」に属していることを確信する。



ほどなくして、ニック宅へレナード警部や警官たちが駆けつけキムラは逮捕される。

レナードは、ニックからキムラが龍の舌に属すること、また、ジュリエットが入院中であることも知るのだった。

レナードは、実は王族の一人であり、ニックを見守るのか監視するのか判らない微妙な立場にいる。

ヴェッセンと人間のハーフという話だが、シーズン1では詳細は不明だった。

レナードの中の人は、若干目が出ているが全体的に気品がある印象だ。

ところで、彼の目の周りは、サッカードイツ代表のエジル選手に似ているといつも思ってしまう。



レナード達がニック宅を去り、戻ってきたケリーと話すニック。

そして、キムラの追ってきた3枚のコインは災厄の源であるとの説明を受ける。

このコインのせいでニックの父は死に、ケリーも死を偽装して18年間単身で犯人を追っていたという。

そこに、モンローロザリーがやって来る。

二人は、猫の爪からアダリンドの使った薬を割り出し、ジュリエットの状況を伝えるために訪ねて来たのだ。

しかし、二人はケリーを見るなりヴォーガする。

と同時に、ケリーはモンローに飛び掛かる。

慌てて止めに入るニック。

ケリーは、モンローを狩るべきブルットバッドだと叫ぶが、ニックは友人だと言い返す。

ケリーは、にわかに信じられないといった顔をニックに向ける。

確かに、長年一般的なグリムとして生きてきたケリーからしたら、狩る対象のヴェッセンと友人である事自体が信じられないのも無理もない。

一旦落ち着き、モンローとロザリーはジュリエットの状況をニックに説明する。

それは、アダリンドによって記憶が消える呪いを掛けられたとのことだった。

とりあえずは、記憶が消えることを止める薬を処方しなければならず、この薬によって昏睡から目覚めるかどうかは不明とういことだった。

ニックは、モンローとロザリーにしばらく近寄らないように伝える。

モンローの「お前の母さんは怖い!」には、激しく同意した。



レナードは、ジュリエットの様子を病院で確認した後、何か得心した様子でアダリンドの母であり、ヴェッセンであるキャサリンのもとへ行く。

ジュリエットの昏睡はアダリンドの仕掛けた呪いのせいであり、今までの自分の努力が水泡に帰すのを防ぐため、キャサリンに協力を求めるのだった。

確かに、レナードはニックを影から見守るが、何らかの画策をしているようでもあった。

でも、協力を求める物言いは、王族の一人らしい上から目線だ。



ところで、ニックの相棒のハンクは自分が見たヴェッセン達に怯えまくって不眠症状態になっていた。

しかも、ベッドに横にならずソファーにショットガンを抱えた状態でだw

まあ、彼にとったら笑えない状態だろう!



朝、ケリーが母親らしく料理をしている。

でも、どう見ても美味しそうには感じられない。

そうこうしていると、ニックはコンテナ事件の捜査に呼び出される。



同様に呼び出されたハンクと共に、ウー巡査に事件現場を案内される。

ウー巡査は、いつもコミカルでグロい場面の中和剤的?な役割を果たしている。

血が飛び散るコンテナ内の壁には、メッセージと死神の鎌の絵が描かれていた。

ニックは自分への挑発だと即座に気が付く。

しかし、捜査はFBIの捜査官の男女2人が担当することになってしまう。

この捜査官達には、この時点で死亡フラグが立ったなと感じた。



ニックが自宅に帰ると、ケリーが掃除を済ませて待っていた。

料理は下手だが片付け能力は高いようだ。

やはり、グリムともなると常に身辺整理をする必要があるからか?

ニックは、マリーの遺品トレーラーにケリーを案内して例のコインを見せる。

また、コンテナの事件現場写真を見せ意見を求める。

ケリーは、おそらくモヴェ・ドンの仕業であると本を指し示しつつ解説する。



場面は変わって、ヨーロッパ。

お城である男が拷問されている。

誰だ?なんで?意味不明?

レナードが兄と呼ぶ男に電話がかかって来る。

相手は、あのモヴェ・ドンだ。

やっぱり、モヴェ・ドンは王族がニックに送った刺客だった。



場面はポートランドのロザリーの店となる。

店にキャサリンがやって来て、ジュリエットの呪いを解く薬の材料を注文する。

その報告を受けたニックは、キャサリンの家に行きアダリンドの行方を聞く。

しかし、居場所は知らないと言うキャサリンをニックは脅す。

やっぱり、恋人の事となるとニックも怖い。

まあ、相手は人間でなくヴェッセンだからだと思うが。



キャサリン家から戻ったニックは、マリーから託された鍵について、ケリーから重要な話を聞く。

それは、7つの王家に仕える騎士たちが財宝を隠した地図を描き、7つに分けてそれぞれの騎士に鍵を渡したこと。

そして、その王家を守ってきた騎士達がグリム一族であることだった。

さらには、財宝の一つが未曽有のパワーを持っており、その王家の一族が世界制覇を目論み、鍵を得るため邪魔となるグリムを抹殺しようとしている事だった。



場面は警察署の拘置所となり、レナードはキムラに2人のグリムがいた事を伝える。

キムラは驚く一方で、得心がいったようだった。

その後にニックが拘置所に行くと、キムラは差し入れのサンドイッチで死んでいた。



一方、FBI捜査官達は有力情報を受けて倉庫に向かう。

そこには、モヴェ・ドンが手ぐすね引いて待っていた。

男の捜査官は即効殺される一方で、女性捜査官はニックの呼び出しに利用される。

やっぱり、モヴェ・ドンは狡猾だ。



ニックは頼もしい味方となったケリーと一緒に倉庫へ向かう。

ニックとケリーは二手に分かれて倉庫に突入する。

ニックは2人の捜査官の遺体を発見する。

ん、男性捜査官はうつ伏せになっている、これはあやしいぞ!

その時、ニックの電話が鳴る。

内容は、モンローからジュリエットの薬ができたから病院に来いというものだった。

後で向かうことを約束するニックだったが、会話中に捜査官の遺体に背を向けていた。

すると、男の捜査官の遺体が起き上がる。

やっぱり、モヴェ・ドンだった。狡猾な!!

ニックはどうなる?

ここで、第1話の終了です。

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3.総合的な感想

今回は、シーズン2の始まりということで、シーズン1の不明点がケリーを通して少しだけ明らかになりました。

特に、ケリーがニックにグリム一族の事、ヴェッセンや王家との深い関係を語るシーンが印象的でしたね。

今まであやふやだったコイン、グリム一族と王家との関係が何となくだけど把握できました。

グリムの世界観の広がりや奥深さ、そして、今後の展開の広がりを感じて、年甲斐もなくワクワクしてしまいました。

キムラは日本人っぽい設定ですが、日本にも王家の1つがあるのかが気になるところです。

ところで、ニック達はジュリエットを助けようと必死です。

でも、ジュリエットに感情移入が少ない自分は、まあ、頑張れ~と思う一方で、失敗しても良いぞと感じています。

どうもジュリエットの顔が人形っぽい点が気に入らなく、黒目覚醒時にはスパナチュの下等悪魔に見えてしまいました。

その一方で、ニック母のケリーが心身ともにメッチャ強そうで、頼もしく感じてしまった。

ニックもどんどん強くなっていくのかな?

まあ、何れにしても、グリムは面白い

シーズン2も最終話まで楽しめそうです。

では、また。