我が夫婦が、ハマっているアメリカドラマの1つ、
それが、GRIMM/グリム。
早速、シーズン2の第2話のあらすじに突入します。
なお、あらすじ内の緑文字は自分のちょっとした感想です。
1.シーズン2第2話「くちづけ」のあらすじ
背後からモヴェ・ドンに襲われるニック。
ニックは、銃を発砲するが落としてしまい、その後は素手で互角の勝負を展開する。
シーズン1の頃と比べると戦闘能力がアップしているのか!
そこに、ケリーも加わり戦闘が格段に有利になる。
2人のグリムを相手に確実に戸惑うモヴェ・ドンだったが、ついにケリー組み伏せられる。
ケリーは依頼人や目的などを尋問するが、結局、モヴェ・ドンは自ら命を絶ってしまい、何も聞き出せない。
ケリーは、モヴェ・ドンが大金を保持していることを確認し、ニックを狙う依頼人がいることを確信する。
ケリーの落ち着き払った行動や思案の様子は、さすがベテラングリムと言ったところだ!
病院に行かなければならなかった事に気づくニック。
場面は変わり、ジュリエットが入院している病院前、モンローとロザリーはニックの到着をソワソワしながら待っている。
そこに、やっとニックがケリーと共に到着する。
ニックはモンロー達から目薬の成分や使用方法のレクチャーを受ける。
そして、皆でジュリエットの病室に忍び込む。
ひと悶着あったが、なんとか両目に三滴ずつの薬を差すニック。
とりあえず、ジュリエットの完全な記憶崩壊は防げたようだ。
最後は、警備員が来る前に全員で逃走する。
ドクターをごまかすための、本来は敵同士のモンローとケリーの連係プレーが見事だった。
病院からの帰り際、ニックに事件捜査の呼び出し電話がある。
さっきの倉庫の一件だ。
ニックは、モンローとロザリーにケリーを自宅まで送るよう頼むのだった。
倉庫にはFBI捜査官2人の遺体と人間に戻ったモヴェ・ドンの死体があり、現場検証が始まっていた。
ニックは落とした銃をこっそり拾うのだった。
程なくして、FBI捜査官の男性2人がやって来て捜査を開始する。
まあ、FBI捜査官が死亡しているので当然だが。
そして、死んだ女性捜査官の最後の通話相手がニックだと突き止める。
ちょうどその頃、ニックは使った銃を川へ投げ捨てていた。
ちょっと乱暴な証拠隠滅方法だが、ゴルゴ13も良くやっているので、まあいいかと納得した。
一方、モンローとロザリーはケリーを送るために車を走らせていた。
車内にはどんより重い空気が流れている。
モンローは明らかにギクシャクしている。
でも、ロザリーは思い切ってニックとモンロー、そして自分も含めていかに信頼し合っているか説明するのだった。
しかし、ケリーはその関係性に理解し難い様子を見せる。
車は夜になってやっとニックの家に到着する。
別れ際に、ロザリーはケリーをハグする無謀な行動に出る。
昔堅気のグリムであるケリーとハグするとは、ロザリーは勇者だな!
場面は警察署に変わる。
ニック達は、コンテナ内の指紋と倉庫の身元不明者(人間に戻ったモヴェ・ドン)の指紋が一致する旨をレナードに報告している。
そこへ、捜査官殺害を調べているFBIが署にやって来る。
当然、ニックを怪しいと思ってのことだ。
そして、女性捜査官との通話内容について尋問してきた。
ニックは、FBIが情報を欲しがる一方で自分達の情報を市警に与えない秘密主義を逆手にとった言い訳をし、その場を切り抜けた。
ニックもどうして、言い訳がなかなか上手い!
さらに、FBI捜査官が銃の提出を求めるが、今夜は携帯していないとしれっと嘘をつく。
この時、ニックを不審の様子で見るハンク。
結局、ニックはDNAサンプルを採取されることとなった。
その後、不審に思ったハンクは駐車場で色々とニックを問い詰める。
しかし、ニックはグリムやヴェッセンの事を話すのをためらうのだった。
いよいよ、ハンクに正体を明かすのかと手に汗握ったが、ちょっとがっかり。
一方、レナードは王族の兄にモヴェ・ドンが死んだとことを電話で伝えた。
王族の兄は、冷徹で諦めが悪そうな印象を受ける。
やっぱり新手の刺客をニックのもとに送りこんでくるのか?
次の日の朝となり、ロザリーの店にキャサリンがやって来る。
以前に注文していたアダリンドの呪いを解く薬を引き取るためだ。
ビックリしたのは、キャサリンが値切ったことだ。
ヘクセンビーストは手練手管に長けているとのことだか、どうやら価格交渉でもその能力が発揮されるらしい。
ニックがトレーラーで夜を明かして帰宅すると、ケリーは訓練中だった。
常に訓練を欠かさない点、さすがベテラングリムだ。
ニックはFBIに監視されている事など、ケリーに報告する。
ここで、ニックはロザリーからキャサリンの購入した薬の報告を電話で受ける。
この後、アダリンドの呪いを問い質すため、ケリーがキャサリン家を訪ねることになる。
ケリーは、「母親どうし、通じ合えるかも」と言うが、絶対無理だと思った。
一方のニック、やっぱりFBI捜査官に拘束される。
ハンクはレナードの指示で付き添うことになる。
その後、レナードはキャサリンのもとに彼女が調合した薬を取りに向かう。
そして、キャサリンから謎の白い液体を渡される。
レナードがどのように薬を使うのか見ものだ。
題名どおり、くちづけが関係して来るのか?
レナードが帰った後、ケリーがキャサリンの家にいわゆる不法侵入をする。
堂々と玄関から訪ねることは無理なのかな?
キャサリンに見つかったケリー、結局、母親どうしで格闘が始まる。
これが、母親どうし通じることなのだろうか?
でも、視点を変えれば、グリムとヴェッセンは闘いを介して通じるとも言えるのかも。
この格闘時にキャサリンは重要なことをケリーに言う。
それは、「ポートランドに王族の私生児がいる。」である。
ケリーは誰か?居場所などを追求するが、偶然にもキャサリンを殺してしまう。
キャサリンは今後も重要人物だと思っていたので、あっけない最後にちょっと驚いた。
キャサリンは事切れる時に「あなたにジュリエット救えない、救えるのは彼だけ!」と謎の言葉を残す。
彼とは、おそらくレナードだろうとは思った。
場面は変わり、FBIからの取り調べを受けるニックだったが、証拠不十分で結局は解放されることになる。
まあ、ケリーは死んだことになっているし、証拠の銃もないので妥当だろう。
ここで、キャサリン家の事件の通報があり、ニックはハンクと現場へ向かう。
現場を見るニックだったが、何があったかは当然に判るのだった。
場面が変わり、自宅の鏡前で謎の白い液体を見るレナードが佇む。
キャサリンの言葉「純粋なものだけが薬をつかえる!」を気にしている。
液体を飲んだ後、程なくしてヴォーガするレナード。
彼は、人間とザウバービーストのハーフだったのだ。
激しい苦痛が襲い、シャツを脱ぎ捨てた彼の全身は真っ赤になっている。
一方、キャサリンの件でニックとケリーは、取りあえず別行動を取る事になる。
ケリーは、別れる前にポートランドに王族がいることをニック報告する。
その後、ケリーはニックからコインを渡され駅まで送ってもらう。
車から降りるケリー、そして走り去るニック。
しかし、電車に乗るかと思いきや、なぜかケリーは車を盗んでいずこかへ消える。
この行動については、なんのためか意味不明。
後で、明らかになるのか?
ところで、苦痛の叫びを上げていたレナードだったが、もとに戻った後は病院へ向かう。
そして、昏睡状態のジュリエットに「くちづけ」するのだった。
すると、ジュリエットは眠れる森の美女のごとく覚醒する。
病院に駆け付けたニックは、喜びつつ目覚めたジュリエットにキスをする。
がしかし、ジュリエットには「あなた誰?」と言われる始末。
あっけにとられるニック。
おい、おい、な状況で第2話の終了です。
2.総合的な感想
第1話でのケリーの登場は、モンローやロザリーなどの一部ヴェッセンの協力はあるものの、人間側に理解者がいないニックの孤独な面を払拭する頼もしい存在でした。
実際、ベテラングリムらしく戦闘能力はメッチャ高く、偶然の要素はあるもののキャサリンさえ始末する程です。
そして、ニックの知らないグリム一族の歴史や王族などの知識も豊富なものでした。
また、通常のグリムと異なりモンロー達と理解し得るニックに対し、別れ際に理解を示す姿勢も伺えます。
しかし、第2話ではこのような頼もしさより、怪しさというか胡散臭さが増した印象を受けました。
ニックと別れた後も、車を盗む意味や今後の行動が見えません。
一応、コインの始末をするのかと思いますが、何らかの取引材料としてキープしそうな雰囲気もプンプンします。
何れにしても、ケリーの存在やその行動はストーリーの重要な鍵となりそうです。
一方で、ハーフ・ザウバービーストとしての姿を垣間見せたレナード。
レナードの活躍?でアダリンドの呪いは解けたように見えますが、ハーフ故の原因でジュリエットだけでなく自らにも影響ありそうです。
しかし、それよりもジュリエットにすっかり忘れられたニック、彼が一番可哀そうです。
これが、当に彼にとって一番の災厄ですし、前途も多難です。
でも、あのコインをケリーに託したので、今後は彼の状況が少しでも好転することを期待します。
では、また。