インフルエンザが流行り出しましたね!
妻の職場でも、中年世代の同僚が子供から感染したらしく、今週はお休みだそうです。
我家も、夫婦のどちらか一方が何年かに一度、発症します。
私は9年前、妻は5年前に発症したかと思います。
中年世代になると、長年の免疫や体力も有るせいか、毎年インフルエンザを発症することは無いですね。
ですが、一度発症すると結構大変です。
私の場合、平熱が低いせいか高熱が出るとメッチャクチャしんどいです。
また、寝ている殆どの間、普段では考えられないような悪夢を見るようになります。
あの悪夢は一体何なのでしょうね!?
我ながら、不思議に思います。
そこで、今年もインフルエンザに罹りたくないので、私たち夫婦のような中年世代に特化した予防策がないか調べてみました。
1.一般的な予防策
以下の予防策は全世代に共通です。
もちろん私たち夫婦も実践しています。
(1)手洗い
手には様々なウィルスが付着しており、目をこすったり、鼻を触れた時に粘膜から体内へ侵入することを防ぐことができます。
(2)うがい
気道や口腔内に付着したウィルスを洗い出す作用があります。
イソジン等のうがい薬を使った方が、より効果があります。
(3)加湿
相対湿度50%~60%が好適です。
なお、加湿が良い理由は、ウィルスが乾燥を好むのではなく、粘膜が乾燥で荒れることを防止することにあります。
粘膜が弱くなると、ウィルスの体外への押出力が弱くなる結果、その侵入を防げなくなります。
私は、加湿することが良い理由を勘違いしていました。
(4)マスク
ウィルスから守るだけでなく、周囲への拡散防止にも有効です。
2.中年世代に特化した予防策
以下の予防策こそが、我々中年世代に特化したインフルエンザの予防策であると個人的に思います。
(1)唾液蒸発型のドライマウス防止
まず、唾液蒸発型のドライマウスとは、唾液の分泌量が正常なのに口が渇く症状です。
原因は、色々あるのですが、特に加齢やいびきが挙げられます。
私も、いびきが酷いらしいので、ちょっと心配です。
この唾液蒸発型のドライマウスになると、喉や気管支の内側に生えている大切な防御システムの線毛細胞の機能が低下します。
この結果、ウィルスが線毛下に侵入して増殖し、インフルエンザに罹患してしまうことになるのです。
では、この型のドライマウスにならないためには、難しいですがいびきを予防すると共に、口の筋力を鍛えるトレーニングを行うと良いそうです。
トレーニングの具体的な方法としては、
② 舌を上顎にしっかり着けた後、勢いよく離しつつ音を鳴らす。
③ 口を風船のように膨らませると共に、上、下、左、右と順番に空気を移動させる。
があります。
でも、私もそうですが、有効ないびき防止ができない場合は、唾液蒸発型のドライマウス、もしくは口腔内が乾燥状態になってしまうことが考えられます。
この場合は、喉や鼻の線毛細胞を活性化させることにより、インフルエンザを防止できる可能性があります。
1つ目は2.5L/日の水分補給をすることです。
食事で1.0~1.5Lほど摂れるそうなので、意識してさらに1.0~1.5Lの水分補給をすると良いそうです。
水以外で飲むなら、利尿作用の低いほうじ茶や麦茶が良いです。
2つ目は首を暖かくすることです。
マフラーなどで意識して暖めると良いそうです。
(2)その他
科学的予防策として予防接種がありますが、滅多に罹らないことや時間的な制約もあるため、なかなか実施は難しいです。
3.まとめ
中年世代のインフルエンザの予防策としては、王道である一般的な予防策に加え、唾液蒸発型のドライマウスにならないことです。
ここで一句、
中年は ドライマウスに 気を配れ
では、また。