今年一番の大寒波が、日本に到来したニュースが流れていますね。
海の向うアメリカでも、既に結構な寒波が到来しており、死者が20人を越えたとか。これも地球温暖化の影響でしょうか?
さて、私の住む地域は東北地方です。
ですが、年間降雪日は多くても15~20日程で、降雪量も年に二、三度程20~30cm積もる位です。
また、零下となる日もそれ程多くなく、地理的な分類上、寒冷地に含まれる地域ですが、まあナンチャッテ寒冷地ですね。
でも、妻は北関東の実家と比べると、底冷えがすると、いつも言っています。
ところで、昨今は、灯油価格の上昇や電気料金の値上げが頻繁です。
また、今後も原発の停止状態や廃炉が続けば、このような上昇傾向は変わらない気がします。
そこで、我家の暖房コストを検討をしてみました。
1.住居内容
竣工から10年程経過したRC構造のマンションです。
広さは約80平米です。
2.現状の暖房方法
リビングはファンヒーター、床暖房を適宜に併用しています。
寝室には、オイルヒーターをタイマーセット(朝晩合計4時間)させて使用しています。
その他の部屋には、常設の暖房器具はなく、小型のファンヒーターを適宜に移動して使用しています。
3.暖房コスト
大雑把な計算ですが、1月間の暖房コストを以下のようにして、計算してみました。
電気・ガス料金は、過去5年の7月と2月の電気・ガス料金の上昇分の平均を算出しました。
なお、我家は書斎にしかエアコンがなく、それも殆ど使用しないため、夏のエアコンの電気料金は無視しています。
そして、この金額に灯油1月間の購入価格として1700円/18L×10を加えてみました。
ただし、灯油タンク搬入の労力は省きます。
その結果、
① 電気・ガス上昇料金: 6,200円
② 灯油料金 :17,000円
③ 合計 :23,200円
となりました。
でも、冬期のガス料金は、風呂等の湯生成の影響によって大きく上昇します。
その分を差し引いて暖房コストを計算すれば、電気・ガス上昇料金はせいぜい2000円程ではないでしょうか。
とすれば、我家の暖房コストは、19,000円/月となり、殆ど灯油料金が占めることになります。
4.まとめ
この結果から、料金や労力を含めた暖房コストを低下するためには、ファンヒーターの比重が大きいリビングの暖房方法を検討することが手っ取り早いと考えられます。
ネットで色々調べたところ、ファンヒーターとエアコンのランニングコストを比較する以下のサイトを見つけました。
このサイトを参考として暖房コストを検討すると、現状の灯油価格を考慮した場合、エアコン暖房での電気料金の方が圧倒的に有利なようです。
さらに加えるなら、灯油価格1,000円/18L位までなれば、灯油を用いるファンヒーターや石油ストーブを検討する余地がでてくるそうです。
私は、ファンヒーターの方がエアコンよりコスト的に有利と漠然と思っていましたが、どうやら大きな勘違いをしていましたorz。
今後、灯油価格の低下は当分望めそうもありません。
また、年齢的に中年からさらに年くった時の搬送の労力も大変そうです。
これらの点を考慮すると、暖房コスト改善には、エアコンによる暖房を検討した方が良さそうです。
ただ、エアコンの購入費用とのバランスを考える必要もありますね。
なお、リンク先のサイトにもありましたが、本格的な寒冷地では、ファンヒーターも有用な面もあるようです。
でも、私の居住地のようなナンチャッテ寒冷地や関東以南の方々は、エアコンでの暖房を優先的に検討する方が良さそうです。
ここで一句、
エアコンは 暖房コスト 低めなり
では、また。