冬の時期、私には怖いものがあります。
それは、静電気です。
この静電気は、気を抜いた時に不意に襲ってきます。
その襲来を受けた時、“バチッ”と言う破裂音が脳内にまで響きわたり、まるで生命活動が一瞬停止するかの如くのショックを受けます。
そして、後には疲労感と虚無感だけが残り、精神の復活に5~10秒ほどの時間が必要となるのです。
出だしから、おどろおどろしい表現となってしまいましが、これが静電気に襲われた時の私の正直な感想です。
冬の時期は、この静電気がとても厄介です。
自宅では、加湿器をフル稼働してその襲来を抑えていますが、外出先や勤務先では上手くいかないことが多々あります。
特に、勤務先ではOA機器類の影響のためか乾燥が酷くなる時があり、静電気たちの襲来を受けてしまいます。
普段、先に壁やデスクに触れてから金属部分などに触れるようにして防御していますが、無意識に先に金属に触ってしまうことがあります。
また、同僚との文房具や書類の受け渡しの時にも、静電気が発生したこともありました。
さすがに、これには同僚と目を合わせて共に驚きましたが・・・。
そこで、今シーズンはネットで調べたある対策を、11月の初旬から現在(12月下旬)まで実践しています。
その対策とは、帯電体質の改善です。
この対策が現在、功を奏しているようなので、その実践方法など具体的に報告したいと思います。
この対策は、壁に触ったり、服装に気を遣ったり、グッズを使用する面倒さは無いにも関わらす、防御能力は高いです。
まあ、個人的には1番効果的な対策と言えるかなと思っています。
もし、あなたが静電気に困っているのなら、参考として頂ければと思います。
1.帯電体質改善の具体的な実践方法
(1)帯電体質について
まずは、帯電体質について、一応触れておきます。
この記事にアクセスしているあなたであれば、静電気発生のメカニズムと共に帯電体質についても既にご存じとは思います。
ですが、ちょっとだけお付き合いください。
帯電体質とは、“静電気体質”とも言われ、一般的に自然放電が上手くできない体質のことを言います。
自然放電が上手くできない理由としては、血液とマイナスイオンとが大きく関係しています。
体内は、通常、弱アルカリ性ですが、コレステロール値が高いなどいわゆるドロドロ血液になると、血液が酸性化してきます。
血液が酸性化すると、体内のイオンバランスが崩れてマイナスイオンが不足します。
この結果、プラス側に振れた身体に外部から“マイナス電気”を呼び寄せてしまうのです。
なんと、私は静電気に襲われていたのでなく、実は招いていたのでした(´д⊂)
(2)アルカリイオン水の摂取
この帯電体質の改善、言葉を換えれば、体内を本来の弱アルカリ性に戻すため、1つ目の対策として、アルカリイオン水を積極的に飲むことにしました。
目安としては、食事などの他に1リットルのアルカリイオン水を飲むように心がけました。
飲む時間や場所としては、主にOA機器の影響で湿度が低下しやすい勤務時間と勤務先です。
私の場合、1リットルのペットボトルにアルカリイオン水を充填して勤務先に持ち込み、昼休みやコーヒーブレイク時に合わせて飲むようしています。
アルカリイオン水の確保としては、以下画像の“アルカリイオン整水器”を購入しました。
なお、アルカリイオン水だけだと味気ない場合があるため、画像右側の“粉末状のむぎ茶(ミネラル入り)”を適宜に加えたりしています。
画像の整水器は、アルカリイオン水やミネラルウォーターをその都度購入するよりは料理にも重宝するのでコスパ的に優れています。
それに、元々は妻が欲しがっていたこともあり、この際、思い切って購入しました。
この整水器については、一応、アマゾンの商品リンクを置いておきますので、興味があればスペックなどご覧ください。
パナソニック アルカリイオン整水器 シルバー TK7208P-S
なお、粉末状のむぎ茶は、大きめのスーパーであれば購入できますので、詳細は省略します。
(3)ミネラルの摂取
2つ目の対策としては、ミネラルの摂取です。
その目的は、身体を“弱アルカリ性”の体質に戻す、または保つためです。
ミネラルとしては、主に、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムが帯電体質の改善に有効だと言われています。
カルシウムとマグネシウムについては、以下の画像左側のマルチミネラルサプリメント(以下、サプリ)で摂取しています。
一方、ナトリウムとカリウムは、画像右側のトマトジュース(野菜ジュースでも可、以下、ジュース)を毎日200ミリリットル飲むことによって摂取しています。
もし、食物として摂取するならは、マグロ、アジ、イワシ、ハマグリ、昆布、ヒジキ、アーモンド、ゴマ、大豆、大根、などが挙げられます。
私は、面倒なのでサプリとジュースにしました。
ところで、このサプリとジュースですが、実は、帯電体質の改善を図る前から摂取していました。
以前、炒った米糠(米ぬか)を食品に添加して継続摂取していたところ、その副作用としてミネラル不足に陥っていたおそれがあったのです。
その時以降、ミネラル不足を補うため、このサプリとジュースを摂取することにしたのです。
ただ、この米糠による副作用は誰にでも起こり得るものではなく、私の個人的体質の影響が大きいと思います。
実際、同じように米糠を摂取していた妻は、なんともありませんでしたから。
興味がある場合は、以下記事に詳細を記載していますので、ご参照ください。
(4)上記対策を採用した理由
まず、私は健康診断でしばしばコレステロール値が高めと指摘されていたからです。
であれば、まずは帯電体質の改善が1番効果的と考えました。
それに、下記の“その他の対策”ともかぶりますが、私は乾燥肌ではありません。
また、衣服で調整するのも一々面倒くさいし、グッズを購入しても結局は装備し忘れることが多々あり、あまり効果が無かった経験があったからです。
2.その他の一般的な対策
私の場合、上記の改善対策をしっかりと実践することにより、今のところ静電気の襲来は防御できています。
ただ、個人差もあると思いますので、巷で言われている他の一般的な対策も幾つか紹介します。
一般的な対策自体は理論的には正しいので、上記の対策をメインとするならば、一般的な対策をサブとして幾つかを適宜に組み合わることによって効果はより高まると思います。
(1)衣類の素材や組合せでの対策
ポリエステルのような化学繊維・合成繊維素材の衣類(例えば、フリース)よりも、綿や羊毛などの天然繊維素材の衣類を着ることにより対策ができます。
しかし、重ね着をする場合、天然繊維素材だけを着ると言うのは現実的には無理です。
どうしても、化学繊維・合成繊維素材の衣類も重ね着することもあると思います。
この場合、プラスに帯電しやすい素材の衣類と、マイナスに帯電しやすい素材の衣類との組み合わせがポイントなります。
プラスまたはマイナスに帯電しやすい素材、言葉を換えると帯電傾向の素材の代表例は、以下の表のようになります。
ここで、静電気を防ごうとするならば、プラス側とマイナス側に離れた素材どうしの衣類の組み合わせを避けることです。
同極どうしであれば反発する一方で、異極どうしであれば引き合うため、静電気を発生しやすくなるからです。
ですので、重ね着をするときには、帯電傾向が近い素材の衣類を組み合わせることが肝となります。
(2)保湿用ハンドクリーム
静電気が発する場所は主に手です。
であれば、手の乾燥を防ぐ共に保湿するハンドクリームを塗っておけば、静電気を低減することができます。
ただ、この対策は静電気を防御できるのではなく低減するだけです。
この点、注意が必要です。
(3)対策グッズ
対策グッズとしては、キーホルダー型、ブレスレット型、ネックレス型、などが販売されています。
他にも、スマホカバーを革製品にして事前に触ると言う方法もあります。
対策グッズはネット検索すれば、わんさかヒットするので、ここでは省略します。
ただ、何れのグッズも保湿用ハンドクリームと同様に防御ではなく低減するだけです。
このため、装着を忘れたり事前接触を忘れたりしたら無意味となります。
この点、対策効果としては効率が良いとは言えません。
3.最後に
私の実践しているメインの対策は、今のところ上手く機能しているようです。
先シーズンは、勤務先でドアノブはもちろんのこと、FAXの送信ボタンを押しても、同僚に文房具や書類を渡す時でさえも、静電気に襲われていました。
それも、気を抜いた時に限って襲われるため、精神的にめげる機会が地味にありました。
また、プライベートでもエレベータのボタンを押す時や、セルフガソリンスタンドの給油時にも襲われていたため、これら全部を妻にお任せしていました。
それに比べ、今シーズン(2015~16)は、全くもって快適です。
ただ、今シーズンは、まだ始まったばかりです。
シーズン終了までこのメインの対策が功を奏することを期待する次第です。
ここで一句、
静電気 アルカリイオン 肝となる
では、また。