年が明けた1月の初旬には成人の日がやってきます。
私の住む地域では、土・日・月の3連休の中日に式典が行われるみたいです。
成人の日と言えば、特に女子にとっては晴れ舞台の一つであり、人生での重要なイベントですよね。
一方、男子にとっては、一部のヤンチャ(ヤンキーとも言う。)な方々を除き、それほど重要なイベントではないようです。
私の場合も、進学先から地元に帰らずに同じアパートの友達と徹夜麻雀をしていた記憶があります。
ところで、成人式の振袖の費用は、どの程度掛かるものなのでしょうか?
と言うのも、タイトルにあるように、姉の娘、私にとって姪の成人式の振袖代として、亡くなった母の遺産相続時に100万円の遺贈を請求されたからです。
ちなみに、父は母の亡くなる8年前に亡くなっており、父の遺産は全て母が相続していました。
なんでも、生前にこの額の振袖を買ってもらう口約束があったんだそうです。
しかし、法的に有効な遺言状もない上、本来の相続人でもない孫の一人に、成人式の振袖費用とはいえ、この額は如何なものかと思いました。
私は周囲、特に相続を経験した方々にヒアリングしてみましたが、「そのような請求はちょっと常識外れでは!」との意見が大半を占めました。
母の相続人は、私を含めて姉と妹の3人です。
また、姉には他にも息子がおり、妹にも1人の息子がいます。
つまり、母には女男男の3人の孫がいたことになります。
さらに、相続可能な預貯金の総額から考えると、かなりの割合を姪のみに遺贈するのは、確かに常識外れな印象を持ちました。
ただ、母が初孫の姪を可愛がっていたのは事実ですし、そのような約束が有ったとしても、まあ不思議ではありません。
それに、子供の居ない私にとっても姪は可愛いので、妹と相談の結果、姉の子供たちには合わせて80万、妹の息子には20万を遺贈することにしました。
そして、姪・甥への遺贈額の使い道は姉に任せることとしました。
子供のいない私は遺産の取り分が減りましたが、他の孫間での不公平は少しでも是正できたから良しとしました。
その後、姪の成人式は終わったのですが、姉からはお礼の手紙や電話もないし、どのような振袖を着たのか知らせる姪の写真も送られてきませんでした。
せめて、我家にある父母の仏壇に供えるため、姪の晴れ姿の写真を1枚でも送ってくれればと思いました。
姉は、どのような了見でこのような態度をとるのか甚だ不明ですが、もし故意にしているのであれば、いくら姉とは言え、なんだかな~な感じです。
まあ、相続問題では他にも色々あったので、腹に一物持っているのかも知れません。
この相続問題については、別の機会に触れることとします。
話は戻りますが、成人式の振袖及びその付帯費用(小物、着付け、ヘアメイク、写真撮影)の相場金額は如何程なのでしょうか?
気になったので、色々なサイトを調べたところ、幅はありますが、
① 購入の場合 :総額50~80万
② レンタルの場合:総額15~30万
との結果を得ました。
まあ、振袖などはピンキリですので、姪の振袖費用にどの程度掛かったのか判りません!
こんなことがあったため、成人式のニュースを聞くと、大人気なくちょっとイラっとしてしまいます。
ただ、可愛い姪の振袖姿の写真を1枚でも送ってくれれば、おそらくこんなイラつきはなかったと思います。
ここで一句、
姪っ子の 振袖姿 未だ見ず
では、また。