以前の記事にもアップしましたが、我が夫婦の共通の趣味として海外ドラマの鑑賞があります。

二人が共通して鑑賞する番組は、主にアメリカドラマクライムシーンサスペンス系であり、たまにホラー系やアクション系も鑑賞します。

アメリカだけでなく、イギリスの番組、例えば、ベネディクト・カンバーバッチ主演のシャーロックも観たりします。

多くの番組は、スカパーの[AXN]、[Super!doramaTV]、[FOX]を契約し、HDDに録画して鑑賞しています。

このスカパーでの鑑賞方法は、アメリカ本国と放送日にタイムラグがあるものの、番組数や再放送数を考慮した場合に1番コスパが良いと思います。

なお、我家のスカパー契約期間は、かれこれ13年ほどとなります。

2014年8月現在で、我が夫婦が鑑賞している、つまり、お勧めのアメリカドラマは、以下の番組です。

簡単な説明を加えて、紹介します。

dorama

お勧め番組一覧

・クリミナル・マインド・レッドセル
[Super!doramaTV] シーズン1第7話まで鑑賞。

クリミナル・マインドのスピンオフ、FBI長官直属の非公式捜査班「レッドセル」の活躍を描くクライムシーンサスペンス系ドラマです。

本家よりもいささか型破りな捜査手法が魅力的です。

プロファイルを披露する場面の緻密さは本家BAUに及ばないものの、チームリーダーのサム・クーパーのプロファイルに至るまでの過程は、本家とは違った角度から描かれていて引きつけられます。

・オールモスト・ヒューマン
[AXN] シーズン1第5話まで鑑賞。

近未来の2048年を舞台としたクライムシーンサスペンス系ドラマです。

この時代、科学的に高度化した凶悪犯罪に対応するために、全警官と高性能戦闘型アンドロイドがコンビを組む事になっています。

コンビを組んだ人間のジョン・ケネックス刑事とアンドロイドのドリアンの凶悪犯罪解決の活躍を描いています。

ドリアンは他のアンドロイドと異なり、より人間的に思考するため、アンドロイドを毛嫌いしていたジョンとも良いパートナーとなります。

この番組は、アンドロイドを通してより人間らしさを追求することが裏のテーマかと思え、観終わった後には「人間とは何か?」と考えさせられます。

・グリム
[Super!doramaTV] シーズン2第7話まで鑑賞。

ホラーとダーク・ファンタジーの要素を併せ持ったクライムシーンサスペンス系ドラマです。

オレゴン州ポートランド警察署殺人課刑事のニックが主人公であり、彼は古から魔物退治を行ってきたグリム一族の末裔でもあります。

そして、彼は刑事としても人間界に紛れ込む魔物「ヴェッセン」達の犯罪を捜査するという何とも可笑しな設定です。

ダークでグロテスクな要素があるものの、全体としてアクションとユーモアが上手く融合しており、大人向けのお伽話を見ているようで、メッチャ楽しいです。

シーズン2では、死んだと聞かされていたが出現したり、恋人のジュリエットがニックの記憶だけ無くしたり、相棒のハンクに正体を明かしたりと、かなりの進展があります。

・アロー
[AXN] シーズン2第12話まで鑑賞。

壊滅計画が実行された後のスターリングシティ、街を守るオリバーことアローとそのチームの活躍を描くアクション系ドラマです。

シーズン2では、無人島のリアン・ユーでは味方だったあの男が、なぜかラスボス的な存在として現れます。

また、シーズン1では死んだと思われたサラがブラックキャナリーとして登場したりします。

この番組のストーリー展開の特徴は、常にオリバーの現在と過去の出来事が交互に描写される複雑さと謎が付きまとうものです。

しかし、シーズン2ではやっと謎解きがされつつあり、全ての事象の繋がりが見えてきた印象を受けます。

・メンタリスト
[Super!doramaTV] シーズン5第9話まで鑑賞。

CBIでの事件捜査をメインとしたクライムシーンサスペンス系ドラマです。

主人公のパトリック・ジェーンは観察眼と人の心の動き読みとる能力を備えたメンタリストであり、彼はリズボン率いるCBIの捜査チームのコンサルタントとして活躍します。

この番組、シーズン5にもなりますが、ジェーンとリズボンのやり取りがテンポ良く楽しく、犯人を炙り出す心理トリックも相変わらず見事に描かれています。

そして、ジェーンは以前にレッドジョンと握手している仲であるとの有力情報を捕まえた犯罪者ローレライから得ます。

今後のジェーンとレッドジョンとの対決も見逃せません。

・スーパーナチュラル
[Super!doramaTV] シーズン8第2話まで鑑賞。

イケメンのディーンサムウィンチェスター兄弟が、愛車インパラで全米各地をまわりつつ悪魔や魔物を退治するアクションホラーサスペンス系ドラマです。

この番組、シーズンが進むごとに土地特有の魔物から、悪魔、天使、リヴァイアサン、預言者といわゆる大物が出現し、ストーリー設定が大きくなります。

しかし、悪魔達との闘いは派手なCGを使う訳でもなく殴り合ったりナイフや銃を使ったりと、突っ込みどころ満載な古典的なものです。

でも、演出が上手いのか俳優が良いのか不明ですが、ストーリーに引き込まれて細かな突っ込みどころがどうでも良くなる思議な番組です。

・CSI NY
[AXN] シーズン8第11話まで鑑賞。

NYを舞台としたCSI捜査チームの難事件解決を描くクライムシーンサスペンス系ドラマです。

NYならではの最新トレンドやファッションを取り入れつつ、人種問題や環境問題を取り込んだストーリー展開は、全く飽きがこないものです。

また、科学捜査で得た証拠の積み上げも論理的であり、それを持って犯人を追い詰める展開はいつもながら感心します。

シーズン8では、いったんCSIを離れていたマックダニーがチームに復帰して、いつも通りバリバリ活躍します。

・パーソン・オブ・インタレスト
[AXN] シーズン3第15話まで鑑賞。

アメリカの極秘監視システム「マシン」からもたらせる政府にとって無用な犯罪を予知し、そして防ぐユニットの活躍を描くクライムサスペンス系ドラマです。

シーズン3では、かつて保護対象者だったショウが完全にチーム入りし、敵だったルートも一種の協力者となります。

その一方で、カーター刑事がHRの残党に撃たれて殉職してしまいます。

ドラマ内の出来事でしたが、カーター刑事に感情移入していた分、自分でも驚くほど、ただリースに及ばないものの大きなショックを受けました。

確かに、カーターにはストーリーの端々で危ないフラグが立っていましたが、すごく残念でした。

・キャッスル〜ミステリー作家は事件がお好き
[FOX] シーズン5第18話まで鑑賞。

ベストセラー作家のリック・キャッスルがNYPDの美人刑事ケイト・ベケットと組んで難事件を解決するクライムシーンサスペンス系ドラマです。

シーズン5では、ベケットの母殺人の黒幕が判明したり、キャッスルとベケットが恋愛関係になったりと大きな展開があります。

特に、驚きだったのはキャッスルの父親の登場でした。

なんと、その父親は凄腕スパイであり、それが原因で娘のアレクシスが誘拐されたり、手に汗握る展開となります。

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特にお勧めの番組とお知らせ

ところで、今まではアメリカドラマの各エピソードを観た後、ネタバレにならない程度に、そのあらすじや感想をツイッターにツイートしていました。

しかし、ツイッターは文字数も限られていますし、あらすじを入れると感想は言い足りない部分もありました。

また、鑑賞済の番組の殆どは、HDD容量の問題で片端しから消去しているので、シーズンを跨ぐ場合などでは内容を度忘れする場合あります。

さらには、鑑賞直後の新鮮な感想を次シーズン開始時に見直したい気持ちもあります。

この点、ツイッターでは過去のツイートを見直すにはちょっと不便です。

そこで、以下の特定番組については、鑑賞後の簡単なあらすじに加えて感想をエピソード順に当ブログにもアップすることとしました。

(1)グリム シーズン2

(2)スーパーナチュラル シーズン8

なぜ、これらの番組を選んだかと言うと、シーズンが開始して日が浅いことに加え、第1話からの感想も今のところ鮮明に覚えている部分も多いためです。

それに、特にお勧めだからです。

他の番組については、エピソードがだいぶ進んでしまって記憶が不鮮明なところもあったり、ストーリー展開に疑問の点もあったりするため、次シーズン開始時に考えます。

アメリカドラマが好きな方や同じ番組を観た方のコメントなど頂けると有難いです。

なお、上記のお勧めを含め鑑賞した全てのアメリカドラマについては、各エピソードの感想等をツイートしています。

ツイッターをしている方は、良かったらフォローして頂ければと思います。

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最後に

ところで、我々夫婦は日本ドラマを殆ど観ませんが、いわゆるアメリカかぶれではありません。

むしろ、皇室には敬愛の念を抱いており、日本の伝統や国柄も当然ながら尊重しています。

では、日本のドラマを観ずにアメリカドラマばかり観るかと言えば、単純に面白いからです。

特に、クライムシーンサスペンス系はそう感じます。

このジャンルは、組織犯罪や人種問題、さらにはアメリカ特有の社会問題を絡み合わせて複雑なストーリーを形成しています。

このストーリー展開が、自分の日本的常識からは言わばズレており、逆にそれが非常に魅力的に感じます。

また、豊富な資金力のためかディテールの作り込みが秀逸でもあり、演出の見事さも評価しています。

日本のドラマ、特に刑事ものには今後期待したいところです。

一方、アメリカドラマであっても恋愛系のジャンルについては、殆ど観ません。

どうも、個人的に恋愛系のジャンルには魅力を感じないし、感覚的にもついていけないからです。

ただ、妻だけはそのジャンルを好んで観ていますが、私はもちろん干渉しませんよ(^_^;)

ここで一句、
アメドラを 観るならやはり スカパーで

では、また。