先週、たまたま番組表を見ていたら、
ガンダムビルドファイターズ」なる番組を発見しました。

ちょっと興味をそそられたので、録画して観てみました。

いや~、今までのガンダムの世界観を根本から覆す斬新な設定で、メッチャ面白いと思いました。

内容を大雑把に説明すると、ガンダムシリーズのプラモデル「以下、ガンプラ」と、このガンプラを用いた「ガンプラバトル」をテーマとした作品です。

何でも、プラスチックに反応して外部から動かせる特質を有した「プラフスキー粒子」、この粒子によってガンプラを遠隔操作し、シミュレーションによるバトルが可能になるとのことです。

詳細は以下の公式サイトをご覧ください。

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私は、40歳代半ばの中年です。

また、30数年前の小学校高学年頃に初めてガンダムシリーズを観た所謂「ファースト世代」でもあります。

当時、ガンダムから受けた洗礼は強烈で、中年の今までに全てではありませんが、多くのシリーズや映画を観ています。

観たシリーズとしては、「」、「ZZ」、「シャーの逆襲」、「F91」、「0083」、「」、「」、「SEED」、「ユニコーン」があります。

特に、コアなマニアからは邪道と言われていますが、Gガンダムが気に入っています。

Gガンダムのフォルムは神々しく美しく、これと対峙するマスターガンダム禍々しさとが相まって、ストーリーを終盤に向かって盛り上げていくところも良いと感じています。

主人公の「ドモン・カッシュ」の師匠「東方不敗」や兄「キョウジ」が逝くシーンでは、当時30過ぎのオッサンですが不覚にも泣いてしまいました。

そして、最後の「ドモン」と「レイン」の放つ「石破ラブラブ天驚拳」に大笑いした記憶があります。

シリーズの詳細は、以下の公式サイトをご覧下さい。

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一方、ガンプラには苦い思い出があり、購入や製作は、ある時期から一切行っていませんでした。

ガンプラには、私が中学1~2年頃に最初のブームがあり、どっぷりはまっていた記憶があります。

当時は、ガンプラが品薄で、早朝3時、4時から模型店やデパートのオモチャ屋に並んでゲットしてました。

もちろん、少ないお小遣いやお年玉を貯めてです。

最初は、規定塗料で色付けをしていましたが、途中からオリジナルカラーや古びを出すウェザリングを駆使してガンプラを仕上げるようになりました。

そして、会心の出来栄えだった5体、「旧ザク」、「量産型ザク砂漠仕様」、「量産型ズゴック」、「アッガイ」、「ギャン」を棚に飾っていました。

それが、中2の3学期の終わり頃に忽然と姿を消してしまいました

なんと、7歳下の妹が自分の幼馴染の男の子にせがまれて、全てをプレゼントしまっていたのです。

年の離れた妹を可愛がっていたので、自分の部屋への出入りを許していたのが、仇となりました。

激怒した私は、生涯最初で最後ですが、妹に手を上げてしまいました。

と言っても、ゲンコツですけど。

号泣する妹、「あの時の兄は本当に怖かった!」と30年過ぎた今でも言われます。

父母にたしなめられ、ようやく落ち着きを取り戻しました。

しかし、あの傑作は戻ってきません

中3になれば、部活は忙しくなり、高校受験も控えているため、ガンプラ製作に関しては、これ以降、一切止めてしまいました

因みに、ガンプラを貰った幼馴染は、相当喜んだらしく、彼の親からは御礼の電話があったそうです。

このため、返してくれとも言えなくなってしまいました。

妹と幼馴染は現在も交流があり、我々の父母の葬儀には遠方からわざわざ列席してくれました。

ガンプラ製作は止めましたが、たまに気に入った機体のガチャガチャがあると大人買いしています。

折角なので、SEEDシリーズの気に入った3機体にフチ子さんを絡めた画像を置いておきます。

G&F



しかしながら、ガンダムビルドファイターズを見始めると、全シリーズから多様かつカスタムな機体がバンバン出てきます。

そして、バトルの勝敗は、シリーズの機体スペックではなく、ガンプラの出来栄え操縦で決まります。

私はファースト世代の中年ですが、年甲斐もなくワクワクしてしまいました。

また、ガンプラメーカーのバンダイの意図にまんまとはまっているような気がしますが、30年ぶりにガンプラを作りたくなってしまいました

そう言えば、ヨドバシのポイントが結構貯まっているので、ガンプラ購入を真剣に考えてみようと思います。

ここで一句、
ガンプラの 創作意欲 再燃す

では、また。